告白を振った相手とその日に合コンで再会する話
白黒漫画シリーズのひやひやラブコメ前編。告白を振った、その日の夜。合コンで乾杯した相手は、まさかの本人でした。
あとがき
「笑顔が一番怖い」を全力でやった回です。マイク片手に「今日は楽しもうね」と挨拶する結城さんの、満面の笑みなのに見開いたままの目と、真っ黒に塗り込めた背景。カラーなら赤や青の色味で出すはずの「圧」を、モノクロでは黒の面積で出す——この話はその実験でもありました。ページが進むごとに彼女の目元の影が深くなっていたこと、読み返すと気づいてもらえるはずです。対する望月くんの「とにかく隅でじっとして極力目を合わさないように」の貝作戦が、ドリンク一杯で崩壊する流れも含めて、フッたはずの側がひたすら追い詰められていく話でした。「恋人なんか要らない、だっけ?」と笑顔のまま詰められたときの心の声「あ、終わった」「目が笑ってない、シバかれる……!」は、制作チームで一番笑いが起きたセリフです。そして最終ページ。それまでの怖さから一転、頬を染めた大ゴマでの宣言。怖さで引っ張った分だけ、あの落差が糖度になる設計です。読みながら胃が痛くなった方、最後で急に甘くなってやられた方、それぞれいると思います。あなたが望月くんなら、あの宣言にどう返しますか。逃げる・受けて立つ・とりあえず謝る——コメント欄で作戦会議しましょう。この気まずい関係は、翌朝の後編に続きます。


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